任意売却とは、住宅ローン滞納により、この先返済の見込みがない場合、金融機関が担保にしている不動産を処分することです。
通常、金融機関から融資を受けている物件は、借入残高よりも少ない価格で売買した場合は、残債務を売主が追い金をして返済しなければなりません。
住宅ローン残高よりも高く売却できれば、問題はありませんが、残高を下回る金額で売れた場合は、金融機関が融資を実施した時に不動産に設定した抵当権を抹消する必要があります。
一般の人や任意売却の対応に不慣れな不動産業者では、金融機関との交渉が難しく、専門的な知識や経験がないため、そのまま交渉が進まなくなることが多く、不動産を差押されてしまいます。
差押られた不動産は、金融機関(主に保証会社)により、不動産競売の申立てをされます。競売になると、裁判所の手続きで強制的に第3者へ不動産の権利が移動します。また、競売の落札価格は、実際の市場価格の50%程度にしかならない場合が多く、その後の残債務も多額に残るため、生活を立て直すことが極めて困難になってしまいます。
競売になる前に、金融機関と交渉して、任意売却として返済することを承認してもらいます。そして、一般市場で買い手を探し、競売よりも高い価格で不動産を処分をし、金融機関の債務を減額もしくは消滅させ、不動産処分後の生活資金を確保するのが任意売却のメリットです。
住宅ローンが滞り、そのまま何もしないで競売になってしまう人が後を絶ちません。競売になることで、債務が更に膨らみ、精神的にも債務に追われて、生活再建が困難になってしまい、いつまでも苦しい思いをしなければなりません。
任意売却のメリット
不動産売買に精通していることはもちろんのこと、更に高度な法的専門知識や担保不動産についての実務経験が要求されます。
不動産業者が任意売却に精通していることを確かめるには、任意売却の流れと手順を聞き、残債務の処理について訪ねてみて下さい。
アイーナホームは、任意売却のプロとして、お客様のお手伝いをいたします!