From:山下史昭
オフィスより、、、
今週、伊勢志摩サミットが開催され、G７の各国首脳が見える中、
阿部首相は消費増税再延期する意向を固めたと報じられました。
現在の情勢を２００８年のリーマン・ショック直前と似ている
とした上で、熊本地震も重なり、引き上げを実施した場合、
デフレ脱却が遠のくという見方です。
野党は、「世界経済のせいにしているが、アベノミクスの失敗
と認めるべきだ。」と批判しています。
何れにしても、少子高齢化により、消費が増えない中、これから
どのように自国経済を成長発展させるかが課題となります。
消費増税を延期すれば、社会保障費の財源も今後どのように
賄っていくかが問題になります。
何れにしても、難しい時代に私たちは直面しています。
消費増税が決まるとしたら、いつ頃まで延期されるかが、
今後の焦点となってきます。
四年後はオリンピックなので、最大で二年までといった
ところでしょうか。
デフレ脱却するために、マイナス金利を導入した日銀ですが、
効果はまだこれからと言ったところでしょうか。
それでも、今年の１～３月期に不動産業向けに新たに貸し出した
設備資金が過去最高を記録したようです。
不動産業に向けて融資された資金は、４兆４１１３億円に上り、
全体の３割を占め、業界別でトップとなりました。
地方の金融機関では、個人や地元企業が手がける賃貸アパート
向けの融資の伸びが目立ったようです。
確かに、最近では、金融機関経由から、
「アイーナさんで、アパート用土地などありませんか？」
という問い合わせが多くありますね。
融資も付きやすくなったので、新築アパートを建てておこう
というニーズが高まっているようです。
消費増税延長期間に向けて、今後は土地も動いてくると予想されます。
また、一般住宅用の土地、一戸建て・マンションも、徐々に動きが
出てきました。
金利が低くなり、月々の支払いも低くなった影響もあり、購入意欲
も高まってきています。
これからの不動産市況を見る上では、消費増税延期と金利の動向は、
非常に重要な要素です。
これから不動産売却をお考えの方は、不動産流通市場が今後どのよう
に変化していくかを担当者へ確認することが大切です。
直近で成約している事例を提示してもらい、これから売り出す時の
予測を立てておくようにしましょう。
次回の不動産売却成功ブログをお楽しみに♪
ー不動産売却の成功を願って
山下史昭
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