オフィスより、、、
例年であれば、４月はさほど忙しくないのですが、今年は
ゴールデンウィーク前でも、不動産売買は活発な動きを
見せています。
冬の期間に、東京に行っていた母親が、心配そうな表情で、
「お前の会社大丈夫なのかい？」
と話しかけてきました。。。
「忙しいよ。どうして？」
と返すと、
「最近、テレビ見ていると、消費税増税延期とか、マイナス金利でも
景気が良くならないっていうし・・・それから、新幹線も結局不発に
終わってさぁ、これじゃ、みんな干上がっちゃうねぇ。。。」
日中は、テレビばかり見ているので、そんなネガディブな話題しか耳に
入ってこないのは無理もないことです。
「マスコミではそんなことばかり言ってるけど、実際は違うんだけどなぁ・・・」
「そうかい。でも、テレビでインタビューみていると、みんな大変だとか、
生活苦しいって言っているよ。」
そして、私から、
「消費税増税延期もまだわからないから、相変わらず駆け込み需要があるし、
マイナス金利で住宅ローン金利をも下がっているから、実際はかなり不動産
の動きはあるんだよ。まぁ、新幹線は期待外れだったけど、うちには影響
ないさぁ。」
そんな話をしたところ、母親も少し安心したようでした。
景気が悪くなればなったで、不動産売買は忙しくなりますし、良くなれば
なったで、仕事が増えて、忙しくなることに変わりありません。
今の不動産相場に影響を及ぼしているものは、「貨幣の変換率」すなわち
【貨幣額の価値の変化】になります。
これは、金利（長期・短期）、国際・国内情勢、資金供給量、債権、外国為替、
株式などによって影響を受けます。
マイナス金利の影響で、買い手が低い金利で資金を借りることができるため、
不動産相場に影響を及ぼすことになります。
そして、国内情勢で消費税増税による貨幣額の価値が変わろうとしている影響
も不動産価値を大きく変えているわけです。
その他にも、日銀による国際の買い入れで資金の供給量が増えていることや、
株式市場の低迷、急激な円高なども、不動産価格に関連してきます。
この部分は個人の力では、変えることができないため、今の情勢をよく読んで
いかなければなりません。
現在活用されていない、また、これから活用されない不動産については、
専門家から不動産売買市場の動向について、話を聞くようにして下さい。
そして、不動産売却する場合の時期についても相談をして、ベストなタイミング
で売り出せるように準備をするようにしましょう。
次回の不動産売却成功ブログをお楽しみに♪
ー不動産売却の成功を願って
山下史昭
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