オフィスより、、、
先日、５年ほど前に土地の売却をお世話させて戴きました
お客様からご連絡を戴き、自宅へ伺いました。
要件は、自宅横にあるアパートが古くなり、借りていた人
も出ていったので、売却するプランを立ててほしいとの
ことでした。。。
アパートが２棟建っている大きな土地なので、売却するには
工夫が要ります。
資料を戴き、持ち帰って後日また来る約束を交わし、帰ろう
としたのですが、お客様から、違う相談があると持ちかけ
られました・・・
どういう話かなと思ったのですが、５年前にお客様にお会い
した時は、まだ現職にて仕事されておりましたが、今年の春に、
長年勤めていたところを退職されたということでした。。。
「それは、良かったですね。」
と言ってあげたのですが、お客様から、
「ちっとも、良くないよ。退職してから家の片付けをしていて、
漸く終わったんだけど、あとはやること無くて困ってるんだよぉ。」
朝から晩まで働いていた生活から、朝から何もすることがなくなると、
生活のリズムが狂しまい、こんな生活は耐えられないので、何かする
ことを紹介してほしいとの相談でした。。。
履歴書を作成されていたので、拝見させてい戴くと、物凄いことに
気がつきました！
「国家資格をたくさん所持している！」
お客様には、これだけ資格あったら、自分でも起業できますよと、
冗談で言いましたが、とにかく国家資格を１０以上所持されて
おりました。。。
その中でも、不動産の仕事をするには必須の資格「宅地建物取引士」
も所持されております。
「営業系の仕事はどうですか？」
と聞きましたが、どちらかというと、資格とは関係のない体を動かす
仕事がされたいそうです。
不動産の営業も体を動かさないわけではありませんが、やはり知識と
経験による相談業務が主になります。
ちなみに、宅地建物取引士の試験は、以下の科目別になります。
- ●宅地建物取引業法
- ●権利関係（民法、借地借家法、他）
- ●法令上の制限（都市計画法、建築基準法、他）
- ●需給概要と取引実務（住宅金融公庫法、他）
- ●土地及び建物（地形、建物の構造、他）
- ●税（所得税、不動産所得税、他）
- ●価格評価（地価公示法、他）
わたしも過去に受験して合格したのですが、これだけこと学んだのか
と思うと、驚きですね。。。
しかし、売却物件を扱う営業マンが、法律、価格評価、税のことを
知らなくて、担当者となった場合は、安心して取引を任せらるで
しょうか。
賃貸で営業している担当者でも、最近では資格を持つことを奨励
している会社もあり、売買担当者は、本来全員所持しておくべき
資格になります。
会社が大きそうだから、長年やっているので信頼がありそうだから、
といっても、売買に関しては、知識と経験は、個々の担当者で、
違いが出てきます。
あなたが依頼する際には、営業担当者が「宅地建物取引士」資格を
所持しているどうかは、名刺に記載されていますので、必ずチェック
しておきましょう。
次回の不動産売却成功ブログをお楽しみに♪
ー山下史昭
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