オフィスより、、、
新聞で衝撃的な記事が掲載されていました。
「道内 人口17年連続減」
総務省は、７月１日時点の住民基本台帳に基づく人口を
発表しました。
北海道の人口は、前年同期比３万２３２３人減５４０万８７５６人で、
１７年連続の減少。。。
ここで深刻なのは、自然減ではなく、
「社会減」
によるものが原因で、就職先や進学先を求めて道外に転出する現象に、
歯止めがかからない状況が続いています。
北海道は、３年連続で都道府県別で最多でした。。。
道内の中でも、函館が人口２７０，６７４で、減少が－３，０３８人と、
ワーストです！
若者が、進学や就職で札幌や東京へ流出してしまい、労働者人口が更に
減るという問題が深刻化しています。
自治体も来年の北海道新幹線開業に向けて、準備を進めているかと
思いますが、このことについては、早期に抜本的な対策をとって、
若年層の流出をくい止めて、新たな人口流入策を実行しなければ
なりません。
しかし、すぐに流出現象が収まるような特別なことは、まだ実行
されておりませんので、この傾向は慢性的に続いていくのでは
ないかと予想されます。
不動産と人口の相関関係は、今後の動向を見る上で、とても重要
な点となります。
前回のブログでも書きましたが、住宅地などは、需要と供給で
相場が決まります。
中でも、社会減の要因される若年層の流出が今後も続いてくると、
例え現在は人気のエリアであっても、買い手が減少するため、
相場が落ち、売却期間も長くなってしまう現象が起こってくると
予想されます。
「今は、安いので売らない。。。」
と言われる売主様が、たまにいらっしゃいますが、このまま１０年
したら、更に状況が悪化して、今度は売りたくても売れないことが
出てくるかもしれません。。。
不動産は持っていても直ぐには腐りませんが、税金や管理費
がかかります。
また、建物は、老朽化してきますので、見えないところで、価値の
減少が日々起こっています。
あなたの所有している土地建物が、今の時代において、どのように
状況になっていて、この先どう価値が変化していくのか、一度
考えてみてはいかがでしょうか。
次回の不動産売却成功ブログをお楽しみに♪
ー山下史昭
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