オフィスより、、、
先週、マスコミは一斉に、
「ヤマダ電機４６店舗 閉鎖」
という衝撃のニュースを発表しました！
あの家電量販店大手のヤマダ電機が、業績不振に
喘いでいるそうです。。。
元々、地方の郊外へ大型店を出店して、業績を伸ばして
きたのに、今はそれを閉鎖することになったとはどういう
ことなのか？
消費税増税や人口減少などの大きな原因はあるものの、
一番の原因は、
「時代の流れ」
に乗り遅れたことが敗因なのではないでしょうか。
2014年に日本を訪れた海外観光客は、1,340万人で、
毎年増加傾向にあります。
その中で、中国人の比率は18％のぼり、圧倒的な購買力を誇っています。
今、よく聞く、「爆買い」の主役が、海外から訪れる中国人で、
訪日外国人観光客をターゲットに、都市部に力を入れていく方向へ
シフトするとのことです。
こんなことは、10年前に予想してなかったでしょうが、８年前に中国企業
が買収した家電量販店の「ラオックス」は、５年前の売上高から、実に5倍！
の伸びになって、赤字だった業績が、Ｖ字回復しております！
また、首都圏では、中国人富裕層が、不動産を買い占めて、
高値をつけています。
中国は、土地所有という概念がないので、少々割高でも、日本などの
不動産を資産として保有することで、保全をはかる目的があると思います。
円安も進む中で、今後益々注目される外国マネーですが、10年後には
更に増えてくると予想されます。
今現在は、彼らが欲しいと思う不動産は、首都圏に集中しておりますが、
これから地方にも、その波が押し寄せてくるでしょう。
函館での観光の主役は、すでに外国人になっており、温泉街などでは、
彼らの存在は無視できない状況になっております。
それでは、何でもかんでも彼らが購入してくれるかというと、
多分そうはならないと思います。
10年もたつと、目も肥えてくるでしょうから、良い物なら購入すると
いうように、量より質を求める方向にシフトするでしょう。
いずれにしても、株もそうですが、不動産についても、長期運用は、
相当難しくなってきています。
10年後は、経済が確実に成長するというより、衰退することの方が
濃厚なので、長く持てばそれだけ損をすることになりかねません。
ですので、活用していない不動産に関しては、早めに処分にすることを、
改めて考えてみてはどうでしょうか？
それでは、今日はこの辺で。
次回の不動産売却成功ブログをお楽しみに♪
ー山下史昭
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